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Gundlach Turner-Reich Anastigmatic Series II 12in f6.8

アメリカのガンドラック社(Gundlach)が製造した、ターナー・ライヒ(Turner-Reichなので、英語読はターナー・ライク)Anastigmatic Series II 12in f6.8を使ってみた。

このレンズは2群10枚という、ちょっと信じがたいような構成をしていて、写真用レンズの歴史にも「市販品としては最多の貼り合わせ枚数を誇る」とか書かれていたりもする(市販された5枚張り合わせレンズは、もう1種類ある)、いわば珍品レンズのひとつだ。

貼り合わせ枚数が多いと製造時の光軸調整が大変でコストもかさむため、多くても3~4枚が実用上の限度とされるのだが、このレンズはツァイスの特許を回避するためにやむを得ず5枚貼り合わせとしたらしい。

このレンズが製造されたのは19世紀末から20世紀初頭にかけてで、当時のアメリカではそれなりによく売れたレンズだったらしい。ただ、5枚貼り合わせの光軸合わせは極めて困難だったようで、実際に5枚全ての光軸があっている品はほとんどないとも言われている。

肝心の描写はぶっちゃけ普通で、絞りを開けると古典レンズなりの愉快なボケ味も楽しめるが、基本的にはシャープネス重視の傾向を示す。アメリカでは多くの風景写真家がこのレンズを使っていたそうだが、現代においてもちょっと軟らかい中にも芯のはっきりした描写を好む人は少なくないだろう。
また、この12インチ(305ミリ)は8X10の標準レンズでもあり、イメージサークルは巨大で、特に4X5なら煽り放題だ。このレンズのミソはトリプルアナスチグマットとなっていて、前群もしくは後群単体でも使える点にある。

まず、前・後群を組み合わせると12インチ(305ミリ)となり、後群単体では21インチ(533ミリ)で、前群単体なら実に28インチ(711ミリ)となるし、イメージサークルも広がるのだ。とはいえ、フランジバックもそれにしたがって長くなるため、たとえ8X10でもよほど蛇腹が長くない限り、全ての焦点距離を使いこなすことは難しいだろうが、5枚貼り合わせという点も含め、いろいろ楽しいレンズなのは間違いない。
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テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真

  1. 2007/06/18(月) 18:07:00|
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