Запретная Зона

ねたのやり取り用

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

非アダルト系写真家の表現規制に対する意識の低さ

エントリタイトルの段階で既に出オチなのだが、児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律以降の様々な表現規制に対する実写業界、特に非アダルト系写真家の動きは極めて鈍く、いわゆるオタク層を中心とする二次元系作家の怒りを買うことすらある。実際に非アダルト系写真家の表現規制に対する意識は低く、基本的に当局の意を諾々として受け入れるのみと考えてよい。もちろん、そのような態度は時として当の作家たち自身にも不利に作用するのだが、彼らがそのような態度を改める可能性は皆無である。

その理由はいくつかあるものの、当の作家たち自身に「社会通念よりも写真界でのみ通用する独自の理念や理想」を重視する傾向があるため、積極的に当局と対決するよりも「写真の世界へ引きこもってしまう」ことが多いのだ。それに加えて、非アダルト系写真家を取り巻く環境的な要因があり、彼らはなんら抵抗せずとも「少しもやましく感じない」ような逃げ道まで用意されている。

例えば、非アダルト系写真家の大半は「広告や個人写真館などの産業分野」だったり、あるいは「報道や学術研究といった記録分野」で活動しており、例え個々人が内心で当局に「抵抗したい」と考えていたとしても、自社の「上司や取引先」には全く抵抗できないため、ある意味では二枚舌的言動を強いられているとすらいえるのだ。もちろん、アニメやゲーム、漫画においても、当局の規制を招きやすい表現ジャンルや作品を排除すべきという意見が存在しているが、娯楽分野においては安易に表現規制を受け入れることが作家をはじめとする関係者の死活問題に直結するため、そのような意見に対しては受け手をも巻き込んだ厳しい反対意見が寄せられることが多々ある。

対して、非アダルト系写真家の大半は表現規制によって自らの活動が大きく制限される、ましてや死活問題に直面するということがほとんどないため、むしろ当局の規制に対しては抵抗しないほうが得策となる局面さえありうる。そこまで極端ではなくとも、規制に抵抗するメリットがほとんどないため、重要な問題でも安易に妥協する風潮がまかり通っているのだ。

具体的には2005年に地裁判決が下され、後に確定した「ファッション紹介サイトへの全身写真無断掲載は肖像権の侵害」という事例がそうである(当時の報道記事へアクセスできないため、落合洋司弁護士(東京弁護士会) の 「日々是好日」へリンクをはっています)。落合弁護士のコメントにもあるように、逆転する可能性が少ない裁判だったとはいえ、社会への影響などを考えると、上級審の判断すら仰ぐことなくさっさと確定してよい裁判だったとは到底思えない。特に、事件の流れは「判決によると、問題のサイトは、街を歩く人のファッションを写真で紹介しており、女性は2003年7月、銀座で歩いているところを無断で撮影された。その後、別の掲示板サイトで、この写真をもとに女性を中傷する書き込みが行われた」というものであり、ことさらに悪意を持って写真の人物を紹介したか否かといった論点も存在しうる事例だっただけに、深い議論を避けて裁判の終結を急いだ被告側の対応は非難されてしかるべきだろう。

ところが、写真関係者の大半は判決が出たときこそ大騒ぎしたものの、地裁判決が確定したことに対してすら無関心で、原告(被写体)側に寄った判断が確定したことについてもコメントらしいコメントを残していない。ましてや被告側の支援組織などを立ち上げるわけでもなく、ただ「こまったこまった」とぼやくのみだった。

この事例を単純に松文館裁判の事例と比較することは出来ないが、このようなある意味における「表現の危機」に直面した際の、危機意識の持ちように対してはあまりにも大きな差が存在していたとみなしてよいだろう。
実際、ファッション紹介サイト裁判のような撮影行為を規制する社会の動きに対して、写真雑誌の編集者や作家たち自身の対応を紹介したブログエントリ(第1回東京ストリートスナップ会議)が公開されているものの、結論が「ようするに、いい写真を撮ることこそが、ストリートスナップの存在を保証するのだ」という、なんともイノセントというかお気楽というか天真爛漫な代物で、いい年こいたオトナが雁首そろえてこの体たらくというのは薄ら寒い思いを通り越してこっけいですらある。

また、このような当の作家たち自身による「社会通念よりも写真界でのみ通用する独自の理念や理想」を重視する傾向は、非アダルト系写真家に広く蔓延しているもののようで、ブログや掲示板のコメントでは似たような「作家第一主義」に近い空理空論を目にすることが少なくない。やはりプロとして活動している別の非アダルト系写真家も、ブログエントリで「web写真は危ない。」などと言って、たかだか「閲覧者がスクリーンショットを作成する」程度の行為を「盗撮」呼ばわりした挙句、写真をwebに掲載することは写真の一部所有権の放棄に他ならないと意味不明の危機感をあおり、なぜか最後には「現状が維持されるならば、写真という媒体自体の質はどんどん定下していってしまうだろう」と結ぶなど、文字通り意味不明の電波をゆんゆんさせていた。

あまりにもあまりなので突っ込みコメントを入れたところ、いきなり「説明するつもりもないので全く理解できない云々は当然のこと」と開き直ったばかりか、最後には「ま、写真たるはそんなくだらない議論を超越しているということです」との捨て台詞を残して終了宣言という、なんとも香ばしすぎる態度を示している。

まぁ、作家様が「ま、写真たるはそんなくだらない議論を超越しているということです」と開き直るのは勝手だが、その「そんなくだらない議論」の結果として法律なるものが制定されたり、裁判の勝ち負けが決まったり、場合によっては作家自身が身柄を拘束されたりもするのだが、写真たるはそんなくだらない議論を超越しているということですから、特に問題はないのでしょう。

いずれにしても、非アダルト系写真家の「社会通念よりも写真界でのみ通用する独自の理念や理想よ優先する傾向」は、表現規制や知的財産権の問題に取り組む際に致命的な障害となりかねない要素であり、どれほど警戒しても警戒しすぎるということはないだろう。
スポンサーサイト

テーマ:Зона - ジャンル:アダルト

  1. 2008/01/16(水) 14:25:29|
  2. Зона
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<あおってポン(背景の話) | ホーム | ローデンストック(Rodenstock) Geronar 150mmF6.3MC>>

コメント

トラバは受け付けましたのでその旨報告です。
上にあるとおりWEB媒体の議論は放棄したので特に申すことはないです。
  1. 2008/01/17(木) 14:45:20 |
  2. URL |
  3. NERO #-
  4. [ 編集]

当方の見解はエントリに記載したとおりです。
ただ、WEB媒体の議論を安易に放棄するような姿勢こそが、エントリでも指摘した「社会通念よりも写真界でのみ通用する独自の理念や理想」を重視する傾向の表われであり、その点につきましては独善的な態度として非難せざるを得ないと考えます。
  1. 2008/01/17(木) 18:59:14 |
  2. URL |
  3. Запретная Зона #qbIq4rIg
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://news410.blog104.fc2.com/tb.php/40-1f40f961
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Зона

Author:Зона
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。