ECPAT/ストップ子ども買春の会の共同代表を務める宮本潤子氏が所属する日本キリスト教婦人矯風会は1967年に純潔教育要望書を提出しています。
その要望書内には「敗戦後の混乱時には純潔教育の必要が叫ばれ文部省に純潔教育委員会が発足し」とあるのですが、『日本キリスト教婦人矯風会百年史』の年表には、
一九四七(昭22)
・文部省に働きかけて、純潔教育委員会設置。ガントレット恒子(編者注:当時の矯風会会頭)、委員長となり、委員数名参加。
とあります。
ようするにマッチポンプかよ!以下、要望書。
要望書
私たちは、各位が御検討中の教育課程の審議にあたり、"純潔教育"が大幅に採り入られるように要望するものであります。
敗戦後の混乱時には純潔教育の必要が叫ばれ文部省に純潔教育委員会が発足し、昭和三十年に文部大臣への建議案が答申されましたが、その中には、純潔教育の正しい普及をはかるために必要な措置をとること等がありました。現在では社会教育局で作業が続けられていますが児童・生徒へより直接的な影響力をもつ学校教育分野での純潔教育は教科書内にやや散在する程度で強力に推進されているとはいえない現状です。
次代の日本をになう若い世代に、人間生活にとって、重要な性の問題を明るい態度で正しく教える純潔教育をおこなうことは是非必要であります。社会教育・家庭教育の分野でも欠かすことはできませんが、学校教育において科学的に教えられたら児童・生徒はより理解を深めることでありましょう。
この問題の重要性はひろく欧米諸国でみとめられ普及されており。日本においても地域・学校によってはすすめられていますが大半は暗中模索の状態にあります。どうか国の文教政策の一環として、教育課程の中に充実した純潔教育を樹立されるよう各位の御努力を願ってやみません。
昭和四十二年二月六日 日本基督婦人矯風会
会頭 久布白落実
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- 2009/04/07(火) 12:32:03|
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