鳥山氏のブログ『王様を欲しがったカエル』で紹介されているイクォーリティ・ナウへの質問状に対する返事が
『表現の数だけ人生が在る』の管理人であるmudan氏のところに来ていたので、日本語訳してみた。
暗数問題を持ち出してるけど、そもそも質問状は犯罪統計の話なんてしてないでしょ、とか、色々と突っ込みどころ満載ですが、「注意書きがあっても18禁でも関係ない」って、あんた方、いったいどこの国の未開人ですか?
ご意見ありがとうございます。イクオリティ・ナウはこのゲームをプレイする人全てが女性及び少女に対する暴力行為を永続化させるであろうと述べたことはありません。このゲームには注意書きが伴っており、またはその注意書きがゲームが18歳以上向けであるというものだとしても、それとは無関係に、このゲームは女性がレイプされ性的に虐待されることを楽しんでいるというレイプ神話とネガティブなジェンダーステレオタイプを永続化させています。被害者が性交に同意しているかよりも、彼女が示した抵抗の度合いに裁判官が注目する時に司法組織内で繰り返される神話(訳者注:文法的に述語に相当する部分がないセンテンスである。強姦罪の認定における裁判官の判断に言及しているものと思われる)。日本におけるレイプの統計に関する以下の声明を参照してください。
http://www.equalitynow.org/english/actions/action_3301s_en.html
レイプに対する判決と、そもそもこうした犯罪を女性が報告することをためらうことに対するレイプ神話の影響力について、多くの研究が世界中でなされています。日本の女権活動家たちは長期にわたってレイプと性的暴力に対する法律の改善を要求しています。
私たちの活動、とりわけ女子差別撤廃条約の下での日本国の義務と、メディアにおける女性のネガティブなイメージの影響に対する日本国政府自身の認識に言及している部分を参照してください。
http://www.equalitynow.org/english/actions/action_3301_en.html
早々
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- 2009/06/08(月) 02:30:27|
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